子宮頚がんの発生にヒトパピローマウイルス(HPV)が関与しています。HPVはイボの原因になるものなど100種類以上ありますが、その中で子宮頚がんに関与するハイリスクHPVがわかってきています。
ハイリスクHPVは性交経験のある女性の約80%は一度は感染するといわれ、そのほとんどは無症状で自然に治癒しますが持続感染した場合に一部が異形成(前がん状態)→上皮内癌→浸潤がんと進行します。
HPV検査はハイリスクHPVの感染の有無を調べる検査です。子宮がん検査(細胞診)の結果により、保険が適用される場合があります。
ピルで生理の周期を調節します。遅らせたい場合は生理の始まる5日前までに受診してください。早める場合は調節したい生理の1ヶ月前の生理の時までに受診してください。生理が不順な方は余裕をもって受診してください。
避妊せずに性交した場合に緊急避難的に行う妊娠防止法です。性交後72時間以内にノルレボという緊急避妊薬を内服します。
診察後、手術についての説明を受けてから予約をしてください。手術は10分程度ですが術後数時間の安静後帰宅となります。費用は妊娠週数などにより異なります。
月経前症候群(PMS)は月経が近づいてくると気分の変化(イライラ・うつ状態など)や頭痛などの体調不良がおこり月経が始まると症状がなくなるものをいいます。ホルモンの変化に加え精神的なストレスや環境変化で悪化することが知られており、治療法は生活の工夫・心理療法・薬物療法(ピル・漢方・精神安定剤・抗うつ剤その他)などがあります。月経周期ごとに出現するものなのでお困り・お悩みの方はご相談ください。